『俺たち~を~甲子園へ~
連れていってくれよ海十~....♪』
アルプスには入れ替わった海十学園のブラスバンドの演奏が響いている。
応援から負ける訳にはいかない。
まだ試合が始まっていないのに、すごく情熱を感じる。
「よし、私達もアルプス行こう!」
まなみに言われ、2人でアルプスへ走る。
大1番の試合だ。
中央が負けてすこし暗かった心が
試合のドキドキとワクワクで
変な緊張感に包まれた。
勇輝もすぐにみつけた。
いつも以上に引き締まった顔。
バッテリーを組んでいた大河が先に試合に出ていることに刺激を受けたと思う。
それに、甲子園まであと少しなのだから。

