でも………
そんな事、出来るわけがないじゃない。

世界はなんて不公平なのだろうか。

紅い血を好んで、見たがる人間もいるのは事実。

ここは、きっと私のいるべき世界ではないわ。
きっと、違う世界に私がいべき場所は、あるはず!

パラレルワールドという名の世界があるのならば。
私は、今すぐに飛び立ちたい。