平凡×優男=X


「じゃあ、俺あいつらのとこ行ってくる。」


え、ちょ機嫌悪くさせた!?


「ちょっと待ってよ!」


ここまで来たのに、最後ぼっちはさすがに回避したい!
ジト目で見つめて来るアイツにたじろぐ私。


「あの...」

「なに」

「私が着替えるまで待っててくれませんか。」

「その心は?」

「...さっきはごめんなさい。」

「よし。行ってこい。」


なんかこいつ今絶対楽しんでた…!
行ってこいとか私は犬じゃないんだぞ...!