手紙。。

ピロリンピロリン~~♪
―着信 魅紗姫―

古川 魅紗姫-フルカワ ミサキ-
中学3年生。
準S町の女番長。
スラッとしたモデル体系に整った顔立ち。
魅紗姫が中学1年の時に知り合って仲良くなった。



「魅紗姫かぁ~…なんやろっ?」

ピッ
「もしもし?」
『あぁ~。さやちん♪』
「な~に?みさきちぃ~♪」
『あのな、今から暇やったりする?』
「ん?暇やったらなんなん?」
『今からカラオケ行くねんけど一緒に行かへん?』
「誰居てる~ん?」
『あたしと春華と志保と流星と浩一と孝弘くん」
「どうしよかなっ?」
『あんた足ないんやったら家まで迎えに行ったるしおいでぇや!』
「わかったぁ。じゃあ待ってるわ」

プップーップ



時計を見るともう、午後10時過ぎ。


私は部屋着のスウェット脱ぎ、ショートパンツにロンTを着て、ある程度化粧をし、髪をゆるく巻いた。


ベッドに腰掛け、魅紗姫からの連絡を待った。