15歳、冬。

私は君に恋をした。

だいすきだった。

みんなからもお似合いだって言われてた。

でも告白する勇気は、卒業式でさえでなかった。

今考えれば、バカだったとおもう。

勝手に両思いだと勘違いしてた自分が恥ずかしくなる。

高校に入ってすぐ、あんな知らせがくるなんて。

私の方が、最初に好きになったのにな。

何度そう思っても、君はもう隣にはいない。

でも、諦めることなんてできないから。

今日も私は君に恋をする。