「やりすぎ?率先して援交やろうって言い出したのアンタだったよね?」
ハルカがそう言うと、ナナミは言い返す言葉がないらしく黙ってしまった。
「そんな人間がやりすぎ?ミサキに援交やらせようって提案したのもアンタじゃなかったっけ?」
場の空気が固まり、私もナナミもリンも、言葉を失う。
後ろの3人組がハルカをなだめ、何とかその場は収まった。
しかし、ナナミは無言でその場を去り、私とリンもそれに続こうとした。
去り際に、3人組の1人であるミッキーという男子が言った言葉……
しばらく私の頭から離れなかった。
「もうゲームは始まっちゃってんの。ハルカやお前らがやるとかやらないとか、そういうの決める権限なんてねぇワケ。動き出したモンを勝手に止めたら、痛い目に遭うんじゃね?」
最後まで、私達はこの言葉に踊らされる事になるのだった……
事件は何も起こること無く、あっという間に夏休みを迎えた。
あの日から、ハルカとナナミは一度も口を利かない状態が続いている。
ハルカがそう言うと、ナナミは言い返す言葉がないらしく黙ってしまった。
「そんな人間がやりすぎ?ミサキに援交やらせようって提案したのもアンタじゃなかったっけ?」
場の空気が固まり、私もナナミもリンも、言葉を失う。
後ろの3人組がハルカをなだめ、何とかその場は収まった。
しかし、ナナミは無言でその場を去り、私とリンもそれに続こうとした。
去り際に、3人組の1人であるミッキーという男子が言った言葉……
しばらく私の頭から離れなかった。
「もうゲームは始まっちゃってんの。ハルカやお前らがやるとかやらないとか、そういうの決める権限なんてねぇワケ。動き出したモンを勝手に止めたら、痛い目に遭うんじゃね?」
最後まで、私達はこの言葉に踊らされる事になるのだった……
事件は何も起こること無く、あっという間に夏休みを迎えた。
あの日から、ハルカとナナミは一度も口を利かない状態が続いている。
