西暦〇〇年、兎星と言う星が宇宙の中に存在した!
人類も進化を遂げたり、衰退をしたりの繰り返しの中、今では、空を飛ぶ車が開発されていたり、一般家庭でも宇宙船を持っていたりと、考えられない程の進化を遂げている世界となっていた!
しかし、そんなに進化を遂げた人類でも、今だ全てを解明していないのが、宇宙である!
そんな宇宙に、存在する一つの兎星がこの物語の舞台であり、主人公の、生まれ育った星である!
主人公の名は、兎丸(うさ まる)と言う。
兎丸に家族はいない、生まれた時から、親も兄弟もいないのだ。
不思議な事に、兎丸を1番に発見した村長が語るには、隕石から兎丸が生まれたと言うではないか。

その話を鵜呑みにする村民は、誰1人として居なかったが、目の前で目撃した村長だけは、兎丸を神の子と信じて疑わなかった。
そんな、不思議な誕生をした兎丸も生まれてから早くも15年が経ち、兎星で1番の秀才、器用と言われるまでに成長していた。

とある日、兎丸が突如集会を開くと、村民達に、突拍子もない宣言をしたのである。

兎丸「皆さん、今日、私が突然皆さんにお集まり頂いたのには、私