早く支度が終わってテレビを見ていると左上に表示されている時計が9時47分に変わったとき、家のインターホンが鳴った。
玄関のドアを開けると
愛しい笑顔
「お待たせ。」
「ううん、行こっか!!」
「はい。」
リュウに差し出された手のひらの上に手を重ねる。
リュウに微笑むと、リュウも少しだけ笑ってから前を見て歩き出した。
もしかしたら…
リュウはわかってるのかもしれない
このデートの意味を
私の出した答えを。
でも
それでもいい。
私がしたいことは、するべきことは、なにも変わらないから。
リュウの笑顔を、優しさを、愛を
心に刻むだけだから。
玄関のドアを開けると
愛しい笑顔
「お待たせ。」
「ううん、行こっか!!」
「はい。」
リュウに差し出された手のひらの上に手を重ねる。
リュウに微笑むと、リュウも少しだけ笑ってから前を見て歩き出した。
もしかしたら…
リュウはわかってるのかもしれない
このデートの意味を
私の出した答えを。
でも
それでもいい。
私がしたいことは、するべきことは、なにも変わらないから。
リュウの笑顔を、優しさを、愛を
心に刻むだけだから。


