言ってしまったら後は、なんだか楽になった気がした。

仕草和君は、それこそ真っ赤になって俯いていたが、私の手を握りしめながら言ったんだ。

「     」

涙を含んだその声は、何よりも私を幸せにしてくれた――・・・。

~END~