「えっ、真知子姉!?お久しぶりですっ!!」

私は真知子さんの手をとって笑った。

真知子さん――坂田 真知子さん。

私の親戚のお姉さん。

すごく綺麗で、アナウンサーをやっている。

「久しぶりね、瑠々亜ちゃん」

にっこりと笑うと頭をなでた。

真知子さんの癖。

変わってないや・・・。

私は嬉しくなって真知子さんを家に上げた。