結婚して3カ月。

突然、あの子が現れた。

十也さんに連絡し、向かった。

車で待たせ、十也さんと話す。

「すみません。さっき、家の前に娘さんが来ました」

「椿が?」

「はい。まぁ、すぐに出て来たんですが・・・柚に仕掛けて来てはと思いまして・・・」

「だな。娘は結婚したのは知らない。何かあったら知らせてくれ・・・頼む」

それから買い物に行き、様子を見ていた。

翌日から柚の様子が可笑しい。

でも言うまで待つつもりだった。