お風呂から上がると、見せられたベビー服。

兄貴や姉貴達で見慣れてるけど・・・。

「はい。お父さん」

冷蔵庫からビールを出し渡した。

「サンキュー。響君」

「まさか、もう、買ってるとは・・・」

「可愛くてついな。俺に遠慮してると思ったが違うんだってな・・・。避妊してるって・・・」

「ブハッ」

思わず噴き出した。

「汚ねぇな」

「すみません」

台布巾で拭いた。