「ごめん!お待たせ!」 そう爽やかな笑顔でやって来た直也くん。 部活終わりだとは思えないその爽やかさ。 「ううん、大丈夫。お疲れ様!」 「おう!陽莉もね!」 あぁ、なんか久しぶりに男の子と喋った気がする。 錯覚かな?なんかもう1ヶ月ぶりくらいに感じる。 「おいっ」 その声と同時に後ろから腕を引っ張られた。