その時ふと疑問に思った。 彼女は医学部だとは言っていたけど、それにしてはあまりにも器官系に詳しすぎる気がしたんだ。 それが何でなのか無性に気になってじっと顔を見つめてしまう。 それに気付いたのだろう、那月さんはあたしにくすりと笑って言う。 「なんでこんなに詳しいのかって?」 あー…聞いてないのか。言っていいのかなぁ、なんてぼそぼそ呟いてる彼女。 あたしはどう反応したらいいのか分からなくて固まる。 「…それは、ね?」