彼女と魔法の鐘

フランの眠る居場所は国の国王と上層部の人間しか知らない





今もこの国のどこかで眠っている。










静かに静かに安らかに眠っているのだ







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「ん〜んっ!なんていいお話なの〜
フラン様すてき…」



そう本に向かって話すのは
[エネア・アンジューセ]だ





「あのねー…
《あの》フラン様が倒れるくらい大変な事だったのよ?」



「も〜リネは現実的だな〜」






エネアの親友リネはとても頭が良く
学年でもトップクラスを誇る人材だ。


まぁ、想像はつくだろう、
メガネで本を持って歩く姿が目に浮かぶ…








そんな事はさておき







ここは図書室、
ありとあらゆる本がここに並べられている








しかし、
この図書館の本は全て魔法で読まなければ解読できない代物だ






その中でも難しい
『Save the world ~Fran~』


は先ほどエネアが読んでいたもの………







そう、エネアはこの国で1番頭が良く、
魔法が使える



衣装も特注品ばかり、国からの支給だ









リーン コーン リンゴーン
リーン コーン リンゴーン





「大変!リネ、授業始まっちゃう」





「まぁ、ここは私に任せなさい」





リネは魔法陣を書き、呪文を唱え始めた











リールド リーンド ドンアール

我を 導きたまえ…開け扉よ





すると目の前に扉が現れた



「流石、リネ!やる〜
さ、早く行こ!」




「でしょ、やる時はやるのよ」





2人はその扉に向かって走り出した