いつも夜10時になるはずの鐘が鳴らないのだ。
鐘を鳴らす係の兵の所へ行くと
兵は倒れていた
調べて見ると、
鐘は強力な魔力によって封じ込められていた。
誰かの手によって…
その頃、
全世界では争いごとが起きていた。
国のエキシビションモニターに映されていたのはまさに、地獄絵図そのもの。
見るのも苦痛なほどだった。
そして、年月は2年を過ぎ争いは続いていた。
[[このままでは、世界が破滅してしまう]]
国の上層部の人間が話し込んでいる…
その時立ち上がった魔法使いこそ
【フラン・フェルリス】だ。
フランは、
この国で1番魔法の能力が高く技術もすごい。
また、なんと言っても、
フランはあの《フェルリス伯爵》だ。
身分もとてもいい。
そんな人がこの世界を救うと言うのだ。
流石に無理だと国も諦めていた…
その時、
フランは魔法陣を書き、呪文を唱え始めた
その魔法は
黒く光り輝いていた…
フランの言葉に反応したかのように
その魔法を全力で鐘に向けて言い放った。
すると、鐘が七色の音色と共に響き渡った