…みんな…。

「…じゃあみんな。明日、悪魔狩りを始める。明日から毎日だ。欠席する場合はいってくれ。もし選ばれたら電話で決めて、欠席した人は、翌日学校に来ても来なくても処分される。…悪魔なんてすぐ見つけて、1人でも多くの人が生きている事を願う。明日からは、支配人の人がモニターで表示されるから…。じゃあ、さようなら…。」

そう言って泣きながら先生は出ていった。その時、先生の胸元に何かが光った。涙…先生、好い人だなぁ…

今日はとりあえず、帰っていいらしい。私は、精一杯ゆかと遊んだ。その後は郁とずっと喋っていた。雑談や、もし死んだら何処に行くんだろう?とか、くだらなくも、怖い話をした。でも、不思議と郁となら。そんな話をしても怖くなかったんだ。郁も笑ってくれてたし。郁は、私を安心させてくれる能力があるんだな。

帰ってから家族にその事を伝えると、泣いてしまった。

「…本当に??」