そして私たちはまた郁の家で雑談をしはじめる。眠くなって、途中郁の家で寝ちゃったけど、まだ、夜中の3時。遅くなっちゃったけど、郁も寝てるし、帰ろうかと思い、郁を起こさないようにゆっくり立ち上がると…。

ガシッ

「きゃっ!」

「なんで帰るの?」

「…え?だってもう夜中だし…。郁だって眠いでしょ??」

私は当然の事をいったはずなのに、郁は、真剣な顔になる。

「俺。今日言いたい事があったから、お前を家に呼んだんだ。…こんな時に言うのはおかしいと思うけど、今しか言うときがないから、言うわ。」

私は、驚いた。何を言うつもりなのだろう。別に今言わなくてもいいと思うんだけど。