自分の部屋に戻り、明日から、本当に始まるんだと思った。今や寝る時間すらもったない。そう思った時…

プルルルルル…

電話が鳴った。郁からだ。

「はいもしもし。」

「あ、金原?今会える?いやー。この時間生きてられるのに、へらへら寝てるのもったなくね?」

…郁もそう思ってたんだ。

「私もそう思った。会おう!」

そういい、お母さんは特別ねって言ってくれた。お母さん、本当に大好き。勿論お父さんも、さくら(妹)もね。

「郁ー!」

「おー。金原ー」