泣きそうな私を抱きしめてくれた浩太君
すごく温もりを感じた
ねぇ浩太君私はあなたが好きです。
そう言いたい。でも私たちは幼馴染であっても
生徒と先生その関係は変わらないだから恋なんてできない。
そう思っていた今日までは…
ギュっ。「浩太君？」なんだか浩太君がおかしい…離れてくれないそして何か言い始めた
「…きだ…。」何言ったか聞こえない
「え？ごめん聞こえなかった」
「すきだ…ずっと林檎の事すきだった
忘れられなかった。またいつかあえるかもしれないそんなこと考えてたらお前のこといつまでたっても諦められなくてずっとすきだった
これからもずっと林檎が好きだ！」
静かな私たち2人しかいない保健室には浩太君の声だけが聞こえていた
私は嬉しさのあまり声が出ない
でもよく考えるとほんとに私たちは生徒と先生なんだから恋なんてしちゃいけないのに…
ましてや先生が生徒に告白なんて。
「ねぇ浩太君一回離してくれない？」
「無理」即答…！
「お願い離して！ちょっと話したいの。」
「このまま話せ。」そう言って聞いてくれない浩太君私は渋々そのまま話し始めた
「浩太君もわかってるでしょ？私と浩太君は生徒と先生なんだよ？恋なんてしちゃいけないんだよ？」
そう私が言っても浩太君は何も言わない
でもいきなり浩太君は私の顔を掴んで軽くキスをした。
「そんなの誰が決めたんだよ。
本格的に付き合うのは卒業してからでいい。
でも時々でいいこうやって恋人みたいにもしたい。こんなわがままな俺だけど林檎の事本気で愛してる」