「杉本。お前お嬢様のくせに口悪いんだよ。
もう少し考えろよ。」
あー言っちゃった。凛花の嫌いなやつ
「先生って私の下の名前知りませよね?」
確かに思う!私のことは柊林檎って言うのに
凛花のことは杉本だ
「あぁおぼえてない。俺はお前たちの担任じゃないんだから。」
そんな先生はすこし適当だ
「ですよね。でも林檎の名前は覚えているじゃないですか。変ですね〜」
なんか凛花の喋り方おかしくなって来たような
「それは…林檎っていう名前が珍しいから。」
そーですよね。特別な理由なんてないですよね
キーンコーン
「はい。予鈴なったから早く帰れよ。」
この日は2人が話していて何も話すことができなかった…本当私ってバカ!
「失礼しました」
はーなんかフラってする
あーなんかやばい…気持ち悪い
やばっ!前おかしくなってきた
「凛…花…」バタっ!あー倒れちゃった
凛花にも心配かけちゃう
「ちょっと!林檎!?しっかりして!」
「おいどうした?早く教室に戻りなさ…
どうした!?林檎!?しっかりしろ!
杉本…柊は保健室に俺が運ぶからお前は教室に戻って先生に言っといてくれ」
「はい」
そうして私は完全に意識を失った