ねぇまた行くの?
そんな凛花の声を聞こうともせず私は鼻歌を歌いながら歩いていた
ガラッ!「せーんせい!こんにちは!」
私はここ最近毎日保健室に来ている
あの日から何だか先生が気になって仕方ない
「また来たのか。柊林檎。用がないなら帰りなさい。」
そんなことを毎日言われている私でもめげない
「先生ひどいですよ。いくらなんでもせっかく来たのにすぐ帰れなんてもう少し考えたらどうです?」
そんな先生に凛花は構わず毒舌というか大人びた口調で言う