帰る前に気づいた
生徒手帳がない…あの手帳の中には大事な物が
私は急いで探した
でも見つからない…
もう1時間以上探してる。見つからない
どこなのっ!
私の大事な…手紙…
私は泣きそうになりながら立ち上がって下駄箱に行った
「凛花」
凛花のところに行った。探している間ずっと待っていてくれたでももう…
「見つかった?」
私は首を横に振った。凛花は私のことよくわかってるからあきれたような顔をして行った
「本当にそれでいいの?あんなに大事にしてたものが入ってるんでしょ!?
そんな簡単に諦めてどうすんのよ!
私のことはいいから探しておいで。
帰りの時間は遅くなってもいいから
じーやに連絡したら迎えにきてくれるし」
やっぱりやさしいな…凛花は。
私は「ありがとう」そう言って探しに戻った