昔々、ある所にかめさんが1匹おりました。
そして、そのかめは2羽の白うさぎさんにいじめられていたのです…
「よお、かめ!今日も相変わらず歩くの遅えなー
んなだと、目的地に行くまでに日が暮れんだろーが!
早く歩けオラ!」
「品のない言葉遣いは止めなっていつも言ってんのに直らないんだから…
あ、のろまなかめさん。
うちのバカ兄さんがすみません。
もっと言葉をオブラートに包めって言ってるんですけど…」
そう、2羽のうさぎさんは兄弟なのです。
兄は絵に描いたようなヤンキーぶりなのに対し、
弟は兄への注意の仕方がどこが違う天然でした。
かめさんにとっては兄より弟が怖かったのです。
無邪気に心を傷つける弟の残忍さが怖くて怖くてたまりませんでした。
そして、そのかめは2羽の白うさぎさんにいじめられていたのです…
「よお、かめ!今日も相変わらず歩くの遅えなー
んなだと、目的地に行くまでに日が暮れんだろーが!
早く歩けオラ!」
「品のない言葉遣いは止めなっていつも言ってんのに直らないんだから…
あ、のろまなかめさん。
うちのバカ兄さんがすみません。
もっと言葉をオブラートに包めって言ってるんですけど…」
そう、2羽のうさぎさんは兄弟なのです。
兄は絵に描いたようなヤンキーぶりなのに対し、
弟は兄への注意の仕方がどこが違う天然でした。
かめさんにとっては兄より弟が怖かったのです。
無邪気に心を傷つける弟の残忍さが怖くて怖くてたまりませんでした。