《櫻井亮 Side》



夜も遅くなり、


もう寝る時間。


俺のベッドに2人で寝転んだ。


思いのほか緊張してない俺と、

もう真っ赤になって、俺を不安そうに見てくる麗。



(そんな顔すんなよ… すぐ襲いたくなる…)



「んんっ!」



寝転んですぐ、我慢できない俺は、麗の唇に強く口づけた。



「んんんんっ…!!! はぁ、っ!」


漏れる麗の息。


「そんな声出していいと思ってんの??」


「はぁ、んんっ!!」



もう俺は止めらんない。




「上、いい?」



うん、と無言でうなずく麗。



「じゃ、バンザイ、して?」


麗が来ている俺の部屋着を、ゆっくり脱がせる。



「は、恥ずかしい…っ!で、電気、消して…っ!」


まだ明かりの灯った部屋に、麗のピンク色の可愛い下着があらわになった。


「電気消してっお願いっ…!」


(つけたままやりたいのが本心だけど、麗のこと考えたら、恥ずかしい、よな…)



「分かった。」



プチっ



いきなり暗くなった部屋に目が慣れて来た頃、


「次?いくよ?」

「うんっ…!」