バスケ王子と天然少女




学校では亮とは話せないけど、

その理由も何となくわかってたし、
(だって周りの女子が亮のところに寄ってたかって私なんか入れるわけないし、ちょっと怖い)




その分、デートは何度もして、




留学まで2週間をきったある日。



【明日さ、俺の家に遊びに来ない?】



このLINEが綾に見られたことがきっかけに、


私、緒方麗は、ただいま、綾に質問攻めです。








LINEが来たのは、帰り道。


「麗〜 明日誕生日じゃん!欲しいもんとか、ある?」


「んー… 無い。」


「ええええ、無いの?(笑)物欲持ってよ(笑)」


「だって無いもんは無いもん。」


「じゃあ今からショッピング行かない??一緒に選ぼうよ。今日土曜だし塾まで時間あるでしょ?」

「あ、うん! 行こっかな。ありがと…!」


と私の誕プレを買いに行くのが決まった時





ピロン




櫻井亮からLINEが来た。



【明日さ、俺の家に遊びに来ない?】



(え…っ い、家…っ!?)


「麗?LINE? 誰から??? …って い、い、家〜〜っ!!!!!」


「ちょ!綾!勝手に覗き見ないでよっ!!!」


「まってまってまって!!!
家って!! もしかして初めてのお家デート??」


「う、うん。」


「しかもさ、明日って…?」


「私の誕生日」


「もう、これって決まりだよ。」



「何が?」


「彼女の誕生日に、お家デートだよ?
いくら鈍感の麗でもちょっとは考えるでしょ。あれのこと。」



「…っ!!!」



「はっきり聞くけどさ、


麗って、もう、したの??」




「は、はぁぁ…っ!?? 何言ってんの…っ してないしてない!!」


(全く何言い出すの綾……!)