わたしの肩に腕を回して、ぐっと亮の方にわたしの体を……っ
今、抱かれてる…!!!///
状況を飲み込むのに、時差がすごい私。
(今の顔見られたら、はずすぎる。絶対真っ赤だ………っ)
2人とも寝転んで、数分間、ずっと亮に抱かれたまま、亮はどんどんきつく体を寄せてくる。
「り、亮?」
亮が気になったわたしは、亮の方に顔を向けようとした。
すると、
「ちょっとまって、ストップ、顔向けるのストップ」
「ど、どしたの??」
「今、顔向けられたら、俺もう無理。」
「無理って何がっ」
気になって、私は亮に顔を向けた。
