―――――――――… 「………もしもし」 『長川!? うわっ!機嫌わるっ!』 彼女は寝ぼけ半分の声で ものすごーく テンション低め。 「んふっ 怒ってなーいよ。」 『んふって……(笑) 笑うならちゃんと笑えよ; …あーもう! 調子狂ったから 何を言うか忘れた!』 寝ぼけ半分な彼女にも やっぱり ときめいてしまう俺。 そんな俺の隣で イライラした顔つきの先輩。 先輩は急に 俺の携帯を奪った。