――――――――――… 『お前らは、 まだ泣くなって… 俺らの分まで 来年は絶対勝てよ!? 俺らは応援に かけつけるからなっ!』 試合後のロッカールームで 部長が俺達に言った。 胸が締め付けられて 息苦しい。 「……勇介。」 俺はフル出場だった アイツの元に行った。 『……ごめん。』 アイツは歯を食いしばって 俺に謝った。