―――――――…


マネさん2人の提案で
彼女の歓迎会が
行われることになった。

用事がない人は強制参加。



歓迎会が決定したその日、
アイツは帰り道で
俺に言った。



『俺、歓迎会に
 行けねえから。』


「なんでだよ。
 その用事断って
 来れねえの?」


『うん。断れねえんだ。』


「そんな大事な
 用事なのかよ。」


『おう。』

「…ならしょうがねえな。」

『長川にも
 よろしく言っといて。』


「了解~。」