『……ん?』



「あなたには才能がある‥そう言ったんですよ。」

才能?なんのこと?幼い私には理解できなかった。

「ふっ。まあそのうち分かるさ。
…おいで。かわいい子猫ちゃん。」

『…うんっ!』

それでもあんなところから出られるんならそっちの
方が何百倍もましだった。