『かっちゃんの今年は最高の1年だったよー!だって私たち今日からカップルだからね。そうだよね?やま君。』
『あははは……もう俺知らない……。』
姉ちゃんに為す術がなかったらしく1人遠い目をしている。
毎回姉ちゃんに言い負かされてるのにいつになったら学ぶのだろう。
『それにほら、あの子に出会えたからね。』
声高らかに言う姉ちゃん。
『あの子って誰だ?』
いつの間にか正気に戻った吉孝が怪訝そうな顔で尋ねてくる。
『し、知らねーよ。身に覚えにない。』
本当は姉ちゃんが誰のことを言っていたのかすぐに分かったけど、ここで白状すれば2人の野郎共に事細かく聞かれるに違いない。
ここは知らぬ存ぜぬでやり過ごそう。
『中村絵梨花ちゃんって名前の可愛い女の子がいるんだよねー。』
『ちょっ、姉ちゃん!?余計な事は言わないで……』
『寺澤、話を聞かせてもらおうじゃないか。』
『奇遇だね、俺もやまと同意見だよ。』
『あははは……もう俺知らない……。』
姉ちゃんに為す術がなかったらしく1人遠い目をしている。
毎回姉ちゃんに言い負かされてるのにいつになったら学ぶのだろう。
『それにほら、あの子に出会えたからね。』
声高らかに言う姉ちゃん。
『あの子って誰だ?』
いつの間にか正気に戻った吉孝が怪訝そうな顔で尋ねてくる。
『し、知らねーよ。身に覚えにない。』
本当は姉ちゃんが誰のことを言っていたのかすぐに分かったけど、ここで白状すれば2人の野郎共に事細かく聞かれるに違いない。
ここは知らぬ存ぜぬでやり過ごそう。
『中村絵梨花ちゃんって名前の可愛い女の子がいるんだよねー。』
『ちょっ、姉ちゃん!?余計な事は言わないで……』
『寺澤、話を聞かせてもらおうじゃないか。』
『奇遇だね、俺もやまと同意見だよ。』
