「お前さ、そろそろ気づけよ…」


「え…?」





分かってる。

こんなこと言っても、いるには分かんないし、俺の我が儘だってこと。


だっているは素なんだから。

俺だって可愛いのに飾らない素直ないるがすきなんだから。


でも…俺、嫉妬で狂いそうなんだよ。




「あーくん…?」


「いる、可愛すぎ」


「へっ!?」




ほら、それだよ。

その声、仕草、表情。


全てが俺の宝物。




「俺以外に可愛いいるを見せたくねーんだよ…。」