「……いい、よ?」 おもわず、返事を躊躇った。 よく考えたら、やられるの私だし。 何されるのかわからないのに了承するの、怖いし。 「……じゃあ、やる」 決意したような顔で、近づいてくる。 一歩一歩踏みしめるような、その足取り。 動けない。 呼吸も動きも、全部真剣な表情に吸い取られたみたいに。