自動改札口に裏が焦茶の切符を通し、駅構内から人少ないロータリーへ出る。 タクシーが1台、ぽつんとオレンジの光を出す街灯の下に停まっている。 私たちも、オレンジの下にとまった。 「じゃあ、またね」 「うん、また明日」 「明日計画しようね」 「そだね。僕、一応元部長だしね」 「似非(エセ)部長だもんね」 「似非は余計だよ」 「あはは。じゃ、ばいばい」