いきなり芽衣の名前が出てきて驚いた。

私と芽衣が仲良いこと未だに覚えているとは思わなかった。

このことでさえ覚えているということは、
芽衣が先生に告白したことも覚えてそう。



「はい。取ってますよ。
半年前に職場の同い年の男性と結婚して、見てるこっちまで幸せになるくらいラブラブです。」

「えっそれ本当!?」



先生が私の方を向いて目を見開く。

身体まで乗り出している。



「もちろん本当ですよ。
私たちだってもう27なんで結婚してもおかしくない歳ですし。」

「そ……そうだよな……。」