「みぃ...、好きだよ。」


そう言って笑う。
あなたは、誰?



ゆっくりと目を開く。
まだ辺りは薄暗く、太陽の光は
届いていない。


今、何時だろう?


ふと、部屋を見渡すと
壁に掛かるかわいらしい時計。
その時計に見覚えの無いことを
不思議に思いつつも時間を確認する。
その針は5の数字を指していた。


『 5時か... 』


それにしても、ここどこだろう?
まったく見覚えの無い時計に
あたしは間違っても好まない
ピンク色だらけの家具達。


こんなにも訳の分からない事が
起こっていること自体頭の中は?で
いっぱいだ。


とりあえずあたしの無い頭で
どれだけ考えても答えは見いだせない。


誰か居ることを願って
あたしはベットを抜け部屋を後にした。