え、あなた班まで同じですか。 脳内で、また運命説が頭をもたげる。 「どぞ」 特に空いてないこともないし、むしろ香水ばんばんの子に匂いでノックアウトさせられるよりはよっぽどましだ。 そう思って、手で軽く勧めた。 「ありがとう」 礼を言い、目の前に座る彼女。 胸元の金色が、俺の背後の窓からの光を反射して鈍く光る。 見たことある円い形をしているが、どこで見たのかわからない。 出てきそうで出ないのがもどかしい。 肘を突いて掌の上に顎を乗せ、考える。 ああ、一体何だったのだろうか。