1人のお姫さまと5人の王子さま

「もう少し考える時間をちょうだい。」

みんな、静かにうなずいてくれた。

「すぐには、答え出せない…」

「じゃ、帰りますか!」

明るく切り出してくれたのは、優真。

冷たい空気を明るくしてくれて、ありがとう。 

そう言って私たちは、教室を出た。

下駄箱へ行くまでの静かな時間。

数分が何時間にも感じたよ。