―朝、起きたら、私の家族がいなかった。

何処かに出かけてしまったのだと思い込み、独り寂しく待ちました。

でも、どんなに待とうが、誰一人帰ってくる事はありませんでした。

「どうしたのかしらね。」

私は、我慢強く待つことにしました。

もしかしたら、天候が悪いのかもしれない………

きっと、此処へ帰ってくる。

そう、思っていました。