「あの!でも、罪がないと何故今頃に…………?」

「ある人間がやって来て……………」

「ある人間?」

私は首を傾げました。
誰の事なのかしら?

「名前を、千鶴子とか言ってた人間がここに今朝来た。」

「え?」

「お前が勝手に死んだのだと言っていたが…………」

「話では、どう聞いても罪があるとは思わない。よって、お前をここから解放する。」