人間刈り 華は馨り、散って逝く

「お前は親よりも先に死んで、親を不幸にしたんだ。当然だろう?」

そんな。
なんて事を言うのかしら。

私が死んで、逆に歓迎されたのよ。
何も分かっていないのね。

「分かったなら、さっさと逝行け!早く!暇ではないのだ!」

背中をバンと、強く押されてしまった。
痛い!

押された背中をさすりました。
酷いわ。
母にもこんなに痛い思いをさせられなかったのに。