人間刈り 華は馨り、散って逝く

私は、ないがしろにされていました。

遊び友達には、笑わないことで、『つまらない』と。
気がついた頃には、仲間外しにされてしまっていて。

家に帰れば、母はいつも私に言います。
もう、決まり文句のようなものになっていましたが。

「帰ってくるな。」

「私の子供は千鶴子(ちづこ)だけよ。あんた、誰?」

そんなの、言われ慣れていましたが、いざ、言われると、悲しいものですね。