人間刈り 華は馨り、散って逝く

これは、私のせいでしょうか。
天を怒らせてしまった、私への罰でしょうか。

血塗れになった紫乃さんの姿が、あの、私が刺殺した少女の姿と重なって、とても、悲しくなりました。

彼女が死んだのは、きっと…………
ー私のせい。


でも、良かったわね。
紫乃さん。

あなたには、1つの切り札を持っているのだから。

昨晩、夢で聞いてきましたの。
このまま、人間刈りを続けるか、やめて、死ぬか。