人間刈り 華は馨り、散って逝く


『一度やると、二度と普通の人間には戻れないよ。』

『え?』

それでも、彼女は、刈りたいとおっしゃるでしょうね。

彼女は、『それでもいいッ!』と、答えた。

ならば、一石二鳥。
私は、彼女に、呪いの力を込めた、首飾りを渡した。

フフフ。
これで、私もあなたも報われるのよ?
まぁ。
私も、嬉しくってよ。