人間刈り 華は馨り、散って逝く

『見る目が無いわね。知らない?』

『え?』

『月は、晴れているのを見るのが良いのかと思われるでしょうけど、それは違うわ。』

『何で?』

『雲からさす月光もとても綺麗でしょう。あたしはこっちも好きなのよ。』

『そうかなぁ。』

『あたしがこんな所で生きてるなんて知ったら、母様、怒るかな。』

『何故です?』