人間刈り 華は馨り、散って逝く

『あと…………』

『はぃ。』

『何故あなたは家を追い出されたのです?』

千弦は、『うーん』と言って、悩んだ。

『あたし、元々嫌われていてね。ほら、あたしって、あまり笑わないから。親も、妹も、あたしの事嫌いだって。』

『それは、御愁傷様。』

千弦は、親に追い出されたのは、嫌われているとだけ言っておいたが、殺人については触れなかった。