人間刈り 華は馨り、散って逝く

『まったくって、追い出されたって、あなたの家はかなり東の方にありますよねぇ?』

『あたし、歩いてきたの。でも、足に怪我をしてしまってね。』

千弦は自分の足を指さした。

『うわぁ。ひどい傷。来てください。手当しないと。』

手招きされて、千弦はそちらに向かった。


『どうしたらこんな傷が出来るんですか。』

『石が刺さって。』