―中学一年―
「おおおおお。主犯が登校してきたぞ!」
「やばくね?」
「よく堂々と来れるよね…」
「さっちゃんはこの事どう思ってるのかな。」
「否定してないし多分あいつだよな」
「お前聞こえるぞ?」
「大丈夫だって」
(なんかあったのかな…)
「あーら。蒼井さんおはよ。」
(え…⁇前までさやって呼ばれてたけどな)
「あはよー!夏恋今日もきまってるね。」
「馴れ馴れしくしないでくれる?どうせ、江原さんみたいにするんでしょ。」
「え?砂月ちゃん?なに、どういうこと?」
「とぼけないでよ!あなたが江原さんをいじめてたのはわかってるんだからね。」
(え。私が砂月ちゃんのことをいじめた?)
「………いじめてないけど?」
「何よ!その間!」
「…いや…」
「ほうら。何も言えてないじゃない。」
夏恋は鼻で笑いながら私をからかう。
(何も言わないんじゃなくて何も言わせないんじゃない)
私、砂月ちゃんに誤解されるようなことしたかな…
「おおおおお。主犯が登校してきたぞ!」
「やばくね?」
「よく堂々と来れるよね…」
「さっちゃんはこの事どう思ってるのかな。」
「否定してないし多分あいつだよな」
「お前聞こえるぞ?」
「大丈夫だって」
(なんかあったのかな…)
「あーら。蒼井さんおはよ。」
(え…⁇前までさやって呼ばれてたけどな)
「あはよー!夏恋今日もきまってるね。」
「馴れ馴れしくしないでくれる?どうせ、江原さんみたいにするんでしょ。」
「え?砂月ちゃん?なに、どういうこと?」
「とぼけないでよ!あなたが江原さんをいじめてたのはわかってるんだからね。」
(え。私が砂月ちゃんのことをいじめた?)
「………いじめてないけど?」
「何よ!その間!」
「…いや…」
「ほうら。何も言えてないじゃない。」
夏恋は鼻で笑いながら私をからかう。
(何も言わないんじゃなくて何も言わせないんじゃない)
私、砂月ちゃんに誤解されるようなことしたかな…


