「…ん。いけない。一瞬ウトウトしてた。」



奏の方を見ればやっぱりまだ寝ていた。



手には暖かさが戻り始めているのに顔色は悪い。



眠るのがすごく怖い。



目を離したくない。



もし、目が覚めた時奏の身に何かが起こっていたらと考えると…